街道展覧会 地口行灯 2020

2020年2月 台場小学校生徒たちの作品を街路灯に展示いたします。ぜひご覧ください。

二月の品川宿風習として、各寺社にて節分祭が行なわれております。また、節分以外にも各稲荷社にて初午祭が行なわれていました。その際まちや路地には地口行灯(じぐちあんどん)と言われる絵行灯が飾られていました。

地口行灯とは 「地口(じぐち)」とは、いわば駄洒落のことです。ことわざや、有名な芝居のセリフ等、みんなが知ってる言葉をちょっと変えてそれを楽しむという文化です。その、地口にあった面白い絵をつけ、且つ行灯(あんどん)にして秋の祭りを彩る。そんな江戸時代発祥の風習です。近頃少しずつ復活し注目を集めるようになってきているようです。
そもそもは、1751年ごろ稲荷神社の初午の祭礼に際して始まったものらしい、と言われているそうですが、今では足立区など東京の下町や、埼玉、千葉、茨城などで、秋祭りの頃駅前や街中を彩るようになっているそうです。