今も昔も、東京の玄関口。
外にひらき、変化を受け入れる
歴史が息づく街。
鎌倉時代には海上交易で栄え、江戸時代には東海道の宿場町「品川宿」として交通要所となった品川。当時は「江戸前」の海産物が名物で、潮干狩りや舟遊びなどのレジャーを楽しもうと人々がこぞって訪れる一大リゾート地でした。
明治時代には日本初の鉄道が開通。その後、京浜工業地帯として日本の発展に貢献。ずっと、時代の流れに合わせて変わり続け、外からの文化や訪問客を受け入れてきた「ウェルカム」な空気感が、この街にはあります。そしていつの時代も、ここで暮らす人たちの生活を、商店街が支えてきました。昔からの街道や路地裏と、高層ビルやマンションが共存し街を構成している今の風景は、地元を愛する人たちのたゆまぬ努力の元で維持されています。
400年以上前から伝統的な祭りを楽しむ気風があり、今も変わらず品川の人たちは祭りが大好き。運がよければ、滞在中に祭りの準備をする姿や
祭り当日の風景を見ることができるかもしれません。
オススメ観光スポット
屋形船
Yakatabune
風景と食事を一緒に楽しむことができる「屋形船」は、特に江戸時代に大変な盛り上がりを見せました。戦争等で一度は衰退したものの復活。海産物を中心とした日本料理を味わいつつ、江戸風情を感じる伝統的な船に乗って海上から今の東京を眺める贅沢な時間をご堪能ください。
『ゴジラ』初上陸
スポット
“Godzilla” set his first step here
世界的にも知られる映画「ゴジラ」の第1作目で、物語でターニングポイントとなったのが、ここ北品川の八ツ山です。海の底から現れた怪獣・ゴジラは東京湾から日本本土に上陸し、京急本線八ツ山橋の鉄橋を破壊し、地上で大暴れします。ファンの中では聖地とされています。
品川神社
Shinagawa Jinja
(shrine)
平安時代末期に、源頼朝が海上交通安全と祈願成就を祈って建立した品川神社。境内には金運のパワースポットである阿那稲荷神社、登れば本物の富士山に登るのと同じ御利益が得られると言われる富士塚など、見どころが沢山。毎年6月の品川神社例大祭では神社の急階段を神輿が上り下りするシーンを見るために、地元内外から多くの観光客が訪れます。